太陽光発電の研究
太陽光発電とは、一言でいうなら太陽の光を電気に変換するシステムのことをいいます。
そしてそのために使う、太陽光発電の心臓ともいえるものが太陽電池です。
太陽光発電がなぜ今注目を浴びているかというと、地球の温暖化と関わっています。
地球がこのまま温暖化を続けていけば、近い将来には生物の生態系が変化したり、海面が上昇することで現在ある地域が海に沈んでしまう可能性もあったりして、地球全体に大きなダメージを与え続けると予想されています。
この地球温暖化を促進している要因の一つとされているものが、人間が毎日の活動の中から生み出している二酸化炭素なのです。
この二酸化炭素は、人間の呼気にも含まれていますが、それよりも物を燃やしたりしたときに多量の排出を行なうといわれています。
そのため、現在の発電の主な手段となっている火力発電からは、非常に多くの二酸化炭素が排出されており、これを抑止することが地球の温暖化を食い止める大きな方法とされているのです。
そのため、火力発電に代わる電力の発電方法が、今急速に求められていることであり、世界中の国や企業で熱心に研究、開発が行なわれています。
そのような新しい発電方法を総称して、新エネルギーと呼ばれています。
新エネルギーは、「新エネルギー利用等の促進に関する特別設置法施行令」によって、バイオマス、雪氷熱利用、地熱発電、風力発電、太陽熱利用、太陽光発電が指定されています。
太陽光発電をはじめとしたこれらの新エネルギーは、再生可能エネルギーでもあります。
再生可能エネルギーとは、比較的短期間で自然に繰り返し再生される自然の資源を利用して、枯渇しないエネルギー源となっているもののことをいいます。
様々な再生可能エネルギーがある中で、最も注目を浴びているのは、太陽光発電です。
なぜなら、風力やバイオマス等に比べ、太陽光発電はエネルギー変換率がよいからです。
つまり、無限のエネルギーである太陽光を資源とし、より多く電力に変換できる太陽光発電は優秀ということです。
太陽光発電を考察することで、様々な問題を知る事ができます。太陽光発電を考察
太陽光発電が灯してくれた火を消さない様にしたいですね。太陽光発電と生産量
接続形態
太陽光発電は一般に、太陽電池モジュール→パワーコンディショナー→商用電源という接続形態を取ります。
太陽電池モジュールとは、一般には各家庭や事業所の屋上や屋根等に取り付けられる設備です。
パワーコンディショナーとは、太陽電池で発電した直流電力を、電力会社と同じ交流電力に変換するための装置です。
太陽電池で発電されるのは直流電力ですので、それを電力会社と同じ交流電流に転換する必要があるのです。
一般家庭に太陽光発電システムを設置した場合、太陽光の強い昼間であれば、太陽光発電システムによる発電量が、その家庭で消費する電力の量を上回ることが多いです(季節や天候、モジュールの性能によっても異なります)。
そのように太陽光発電による発電量が設置場所での利用量を上回る分は電力会社に買い取って貰うことができます。
それを売電と言います。
また、売電電力を送電網に送ることを逆潮流と呼びます。
逆に悪天候時や夜間ならば、太陽光発電システムによる発電量がその家庭での消費電力量を下回ることになるので、その場合は逆に電力会社から電力を買うことになります。
これを買電と言います。
このように夜間や悪天候時等、発電量を利用量が上回る時には系統側からの電力供給で補うことになります。
つまり家庭で太陽光発電システムを設置した場合には、一般的には電気を売ったり買ったりすることになります。
面倒な気がしますがこれらは全て自動で行なわれるので、太陽光発電システムを導入設置した人はこれに頭を悩まされることはありません。
系統連系で太陽光発電を導入する場合、独立蓄電形態のような大容量の蓄電設備が不要なため、コスト・GEG排出量・ライフサイクル中の投入エネルギーが最小限で済みます。
一般家庭のように、近くに送電網が来ている場合は、通常この形態で太陽光発電システムを利用することになります。